発見されたオオトラカミキリの化石

 那須塩原市中塩原の約30万年前の地層で見つかった昆虫化石が、トラのような黄と黒の模様を持つ現在も生息する種のオオトラカミキリだとする研究結果を、慶應義塾幼稚舎(東京都渋谷区)の教諭で古生物などを研究する相場博明(あいばひろあき)さん(63)が論文にまとめ、昆虫専門誌に掲載された。相場さんは「同種の化石が確認されるのは世界で初めて」と話し、昆虫の専門家は「カミキリムシの化石が見つかること自体が珍しく、貴重な発見」と評価している。

 化石は昨年3月ごろ、「木の葉化石園」の更新世の地層から発掘された。