3月に日光産うるち米で販売される「うまい煎餅」

 米菓製造の丸彦製菓(日光市芹沼、山田邦彦(やまだくにひこ)社長)は、原料米として地元「日光産米」の使用に乗り出す。「日光ブランド」の魅力的な米菓作りを目指す。同時に日光市やJAかみつがと共に新型コロナウイルス禍で需要減退や米価下落といった影響を受ける農家のコメ作りを後押ししたい考えだ。

 同社の米菓は全国的に流通している。コロナ禍以前は、年間約50万人が訪れていた工場直売所「名水の郷 日光おかき工房」などでは土産用商品も取り扱う。同社によると生産量は北関東屈指で、原料の国産米は年間約4500トン使用する。

 県内の稲作は主食用米の割合が高く、加工用米(もち米)は特におかきやあられに使用されるが、生産量が少ないとされる。日光市は、この傾向がさらに強いため、同社は市産もち米の確保が課題としている。