「きぬ姫飾り」の会場で新作の小判などを展示する女将たち

 【日光】鬼怒川温泉大原の鬼怒川・川治温泉観光情報センターで20日、開催中の「きぬ姫飾り」の新作となる小判の展示が始まった。3月末まで楽しめる。

 きぬ姫飾りは鬼怒川温泉街恒例の「きぬ姫まつり」の一環で、今年で11回目。寒い時季に温泉地を訪れる人たちのおもてなしとして、鬼怒川・川治温泉旅館協同組合女将(おかみ)の会が手掛けている。

 会場を埋め尽くす色とりどりのつるし飾りなどは全て、同会の女将や地域の人たちが丹精して作ったもので、徐々に増やしてきた。

 今回の小判は、日光ゆかりの徳川家康の功績である貨幣制度の統一にちなんで制作した。景気回復と食文化の繁栄を願い、女将17人が手分けして約3カ月かけて完成させたという。特注の黄金色などの絹を使って手縫いした小判630枚をはじめ、米俵やえとの寅(とら)などが会場を華やかに彩っている。

 同会の八木澤美和(やぎさわみわ)会長は「自由な発想で心を込めて作った。見て楽しんで、黄金のパワーを持ち帰っていただければ」と笑顔で話した。入場無料。