ミニゲームで競り合う栃木SCの選手ら

 サッカーJ2の今季リーグ戦が19日に開幕し、栃木SCは午後1時から宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで秋田と対戦する。昨季は終盤まで残留争いに苦しみ14位。今季は時崎悠(ときさきゆう)監督を迎えて上位進出を目指す。

 チームは1月7日に始動。布陣を昨季までの4バックから3バックへの移行するなど、攻守両面で土台から再構築してきた。しかし、1月下旬に新型コロナウイルスの陽性反応を受けた選手が続出。宮崎県で行っていた春季キャンプを数日で打ち切り、約1週間活動を停止した。

 戦術の浸透や体力の強化などで大幅に調整が遅れ、4日の活動再開から急ピッチで仕上げてきた。FW瀬沼優司(せぬまゆうじ)は「今できるベストでやるしかないし、開幕してみないと分からない」と心境を吐露した。

 秋田は昨季11勝14分け17敗の勝ち点47で13位。J2昇格1年目の昨季、チームを残留に導いた吉田謙(よしだけん)監督が続投した。ロングボールを中心に相手を押し込む戦術を継続。前線から激しい守備を仕掛け、速攻やセットプレーで得点を狙う。

 栃木SCの開幕戦の勝利は2014年が最後。昨季1分け1敗と勝てなかった秋田をどう攻略するか、チームの底力が試される。DF黒崎隼人(くろさきはやと)は「こういう状況を言い訳にしたくない。サポーターと一緒に戦いたい」と闘志をたぎらせて臨む。