2022年度 塩谷町一般会計当初予算案

 【塩谷】町は18日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は21年度当初比2・4%増の67億9800万円となり、過去最大規模だった前年度をさらに上回った。町役場新庁舎建設の推進や「いちご一会とちぎ国体」関連費などが全体を押し上げた。見形和久(みかたかずひさ)町長は記者会見で「町債の繰り入れを抑えるなど無理のない堅実な予算編成ができた。持続可能な町の基盤を築きたい」と述べた。

 新規を含む重点事業は、新庁舎建設に10億3500万円を計上した。23年8月に完工、10月開庁を目指す。カヌー競技を実施する国体開催に向けては2億1800万円を確保した。

 新型コロナウイルス対策には4700万円を盛り込み、ワクチン接種を進めるほか、自宅療養者向けに支援品提供などを行う。デジタルトランスフォーメーション(DX)推進には3100万円。マイナンバーカードの取得促進などに取り組む。脱炭素社会推進には2200万円を計上した。

 歳入は、町税が21年度当初比1・0%増の14億3900万円。個人町民税と法人町民税は増加、固定資産税は減少を見込んでいる。

 新庁舎建設などにより、町の貯金に当たる財政調整基金残高は22年度末には前年度末比4億円減の15億5千万円を見込む。町の借金に当たる町債残高は22年度末で同5億800万円増の47億3900万円となる見通し。21年度末で10億5千万円となる庁舎整備基金は、22、23年度で全て取り崩し、建設費などに充てる。