コロナ禍の影響を受けながらも攻守ともにレベルアップを目指す栃木SCの時崎監督

 サッカーJ2は19日に開幕し、栃木SCは同日午後1時から宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎに秋田を迎えて今季の初戦に臨む。昨季は終盤戦まで残留争いに苦しみ14位。今季は作新学院高出の時崎悠(ときさきゆう)新監督が就任し、8年ぶり復帰のFW瀬沼優司(せぬまゆうじ)ら13人の新戦力も加わった。新型コロナウイルスの感染拡大から春季キャンプの打ち切りという逆境を乗り越え、群雄割拠のリーグ戦で上位進出を目指す。

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 Jクラブで今季最も早い1月7日に全体練習を開始した栃木SC。昨季は攻撃が速攻頼みになり、守備も自陣に押し込まれる展開が散見された。その課題を克服するため、時崎悠(ときさきゆう)新監督の下で少しでも長い準備期間を求めたからだった。

 時崎監督が選手に求めることは二つ。堅守の再構築と緻密な状況判断だ。昨季、守備は前線でボールを奪い切れず、ずるずると全体が自陣へ下がる試合が目立った。「J2はここ5年、失点の少ないチームが優勝している」と分析。布陣全体が組織的に動くことや、クロスへの対応など細部を突き詰める。