県内特殊詐欺被害の推移

県警と金融機関による特殊詐欺被害防止に向けた広報活動。官民一体となった抑止対策で手口などの周知が進んだ=昨年12月、宇都宮市内

県内特殊詐欺被害の推移 県警と金融機関による特殊詐欺被害防止に向けた広報活動。官民一体となった抑止対策で手口などの周知が進んだ=昨年12月、宇都宮市内

 県警が2021年に認知した特殊詐欺の被害件数は前年から33.8%(69件)減の135件となったことが17日までに、県警のまとめで分かった。減少率は過去10年間で最大となった。現金やキャッシュカードを被害者から受け取る「受け子」の相次ぐ摘発や、官民一体の取り組みで手口の周知が進んだ結果とみられる。被害額は過去10年間で最少の2億7137万円となったが、県警は依然として深刻な状況と捉え、警戒を強めている。

 県警によると、被害件数は過去10年で2番目に少なかった。手口別では、被害者宅を訪れて封筒に入ったキャッシュカードを別のカード類とすり替えて盗む「キャッシュカード詐欺盗」が52件で最多。「おれおれ詐欺」が41件で続き、キャッシュカードや通帳をだまし取る「預貯金詐欺」が21件だった。