校長室での式典の様子を見守る生徒

校長室から各教室に配信された閉校記念式典

校長室での式典の様子を見守る生徒 校長室から各教室に配信された閉校記念式典

 【栃木】藤岡第一中で16日、閉校記念式典が行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で311人の生徒は各教室からリモートで参加し、真剣な表情で画面を見つめた。

 同校は1959年に開校し、計1万4262人の卒業生を送り出した。新年度、藤岡第二中と統合し、藤岡中として再スタートする。1市5町の合併以降では、市内での中学校の統合は初めて。

 式典の様子は校長室から配信され、鈴木龍一(すずきりゅういち)校長(58)は「最後の1年を立派に締めくくろうとする生徒の姿を間近で見ることができ、かけがえのない宝物になった」とあいさつ。生徒会長の2年山中友陽(やまなかとあ)さん(14)は「両校の伝統を引き継ぎ、新たな伝統を作っていく」とカメラ越しに誓った。最後に青木千津子(あおきちづこ)教育長が閉校宣言を行った。

 同校が初任校だったという宮崎晃夫(みやざきてるお)教頭(60)は「かつての教え子が立派な親になっていた。この学校で子どもたちの成長を見守ることができてよかった」と目を細めた。