福田富一(ふくだとみかず)知事は15日、新型コロナウイルスワクチンの小児(5~11歳)接種に関し、市町が単独で接種態勢をつくるのが難しい場合は、複数自治体が連携して広域的に接種できるように県が調整に当たる考えを示した。

 福田知事は「速やかな接種に向けて各市町で態勢の構築を進めており、県では医師会などの関係団体に協力をお願いしている」と説明。地域に小児科医が少ないなどの理由で態勢が組めない市町には、隣接自治体と連携して接種できるように県が調整すると話した。

 一方、小児接種を巡っては足利、佐野の両市長が1月下旬、県営会場での接種対象に加えるよう県に要望。愛知県が大規模会場でも小児接種を実施する方針を示すなどの動きもあるが、福田知事は会場への付き添いなどが「保護者の負担になる」などと慎重な考えを述べた。

 県によると、小児接種用のファイザー社製ワクチンが今月28日の週に約1万3900回分、3月7、14日の週に約3万800回分、4月に計約13万8600分が配分される見通しという。