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ひっそりと開花したザゼンソウ=12日午前9時50分、大田原市北金丸

 春の到来を告げる「ザゼンソウ」が、栃木県大田原市北金丸の群生地で咲き始めた。

 ザゼンソウはサトイモ科の多年草。暗赤色の「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる覆いに、包まれるように花が咲く。その姿が座禅を組む僧侶に見えることが、名前の由来とされている。

 12日に確認できた株数は、10株ほど。まだ小ぶりなザゼンソウが、ひっそりと落ち葉の下から顔を出していた。地元の「北金丸ザゼン草を守る会」の新江俊弘(あらえとしひろ)会長(68)によると、今年は1週間ほど開花が遅れているという。

 見頃は今月末~3月上旬。新江会長は「開花数を増やしていきたい。ザゼンソウを守るために、木道から下りずに楽しんでください」と話していた。