那須雪崩事故で宇都宮地検が引率教諭3人を業務上過失致死傷罪で在宅起訴したことを受け、荒川政利(あらかわまさとし)県教育長は10日、報道陣の取材に応じ「重く受け止めている。二度とこうした事故が起きることのないよう再発防止に取り組んでいく」と述べた。

 冒頭、深々と頭を下げ、「教育委員会を含め組織的に体制が整っていなかった。改めて申し訳なく思う」と謝罪。3教諭についても「多くの子どもたちを誘導するということは、しっかりした危機管理体制や連絡体制を整えた上でやらなければならなかったが、そういう点が欠如していた」との認識を示した。

 一方で、国家賠償法に基づく「重大な過失」に関しては「故意性や重大な過失はないと思う」と改めて語った。起訴後の3教諭の処遇に関しては「想定としては起訴休職になる」と説明した。