史跡足利学校の方丈に設置された山姥切国広などのパネル

 国重要文化財の名刀「山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)」を展示する栃木県足利市制100周年記念特別展「戦国武将 足利長尾(あしかがながお)の武と美-その命脈は永遠(とわ)に-」が11日に市立美術館で開幕するのに合わせ、市などは3月27日までの会期中、市内各所で刀剣を題材にした人気ゲーム「刀剣乱舞」とコラボレーションした多彩な催しを展開する。

 「刀剣乱舞」は、刀剣を擬人化した美男子キャラクターを集めて戦うオンラインゲーム。刀剣ブームの火付け役となり、舞台、映画化もされた。山姥切国広は同ゲームの人気キャラクターで、5年前に市が同美術館で刀身を展示した際には多くの女性ファンが訪れた。

 今回の目玉は、ゲーム企画開発のコーエーテクモゲームス(横浜市)とコラボした3Dアクションゲーム「刀剣乱舞無双」(17日発売)との連携企画。史跡足利学校や西宮町の長林寺など市内6カ所にキャラクター16人のパネルを設置し、記念品付スタンプラリーで周遊を図る。まちなか遊学館には最新作を体験できるコーナーやフォトスポットを設ける。

 市内散策の“お供”として、同ゲームで山姥切国広役の声優を務める前野智昭(まえのともあき)さんの協力で「街巡り音声ガイド」を用意した。スマートフォンアプリ「聴く美術」を用い、鑁阿(ばんな)寺や織姫(おりひめ)神社など7カ所を紹介する。

 作家の描き下ろし画ののぼり掲示やご当地記念グッズ販売、協力飲食店など92店舗での特別メニュー提供や割引を行う。

 各催しの詳細は市観光協会特設サイト(http://ashikaga-touken.com)で案内している。(問)市まちの魅力創出課0284・20・2261。