第71回全国高校スキー大会(インターハイ)第3日は9日、岩手県八幡平市の安比高原スキー場ほかでアルペン競技などを行った。栃木県関係は男子回転で宇都宮市宮の原中出の永澤壮馬(ながさわそうま)(秋田・角館)が1分43秒15で8位入賞を果たした。
永澤は1回目で8位の50秒65をマークし、2回目は全体12位の52秒50だったが、1回目上位の選手たちも崩れたため順位をキープした。県勢は中島崇秀(なかじまたかひで)(足利大付)が12位で惜しくも入賞を逃し、塩田優介(しおたゆうすけ)(作新学院)が39位だった。1回目で5位につけた横尾錬(よこおれん)(足利大付)は2回目でコースアウトとなり失格となった。
大会最終日は10日、同会場ほかでアルペン女子回転などを行う。
■長身生かし難所クリア
自分の進んだ道は間違っていなかった。そう確信できる結果を残した。男子回転で宇都宮市出身の永澤壮馬(秋田・角館2年)が高校の全国大会で初入賞。「今できる精いっぱいを出せた。入賞に届いてうれしい」と喜びを隠し切れなかった。