県内の新型コロナ感染者数と累計感染者数の推移

県内の新型コロナウイルス感染者数

県内の新型コロナ感染者数と累計感染者数の推移 県内の新型コロナウイルス感染者数

 栃木県と宇都宮市は7日、新たに計466人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計感染者数は2万9953人となり、2万人を超えた1月24日からわずか2週間で3万人に迫っている。オミクロン株による感染急拡大は、重症化しやすい高齢者にも及んでおり、医療逼迫(ひっぱく)の懸念が高まる。

 累計感染者が1万人を超えたのは昨年8月13日。2万人に達するまでに5カ月ほどかかったが、今年に入り感染は爆発的に拡大。1月中旬以降、1日の感染者数は3桁台に増え、2月2日には初めて千人を超えた。直近1週間(1~7日)の平均は820人に上っている。

 第6波の新規感染者のうち、高齢者の割合は15%程度にとどまるが、入院患者で見ると高齢者は54・9%と全年代で最も多くを占める。昨夏の第5波の14・1%に比べ、状況は異なっている。感染拡大に伴い、重症者や中等症の患者も増えている。

 6日時点の病床使用率は38・0%。搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が多発するなど、コロナ以外の医療にも影響が出始めている。県は危機感を持った感染対策の徹底を呼び掛けている。

 7日の新規感染者は10歳未満~90歳以上の男女で、275人の感染経路が分かっていない。

 真岡市内の保育施設ではクラスター(感染者集団)が発生し、園児7人の感染が判明した。県は感染対策不足が原因とみている。

 入院者234人、宿泊療養者291人、自宅療養者(療養先調整中含む)6547人、重症者は1人増えて3人となった。

 7日の市町別感染者数 宇都宮市124人、小山市62人、日光市50人、那須塩原市、鹿沼市各36人、足利市28人、栃木市、佐野市各27人、野木町10人、壬生町8人、真岡市、下野市、那須町各7人、大田原市、高根沢町各6人、上三川町5人、さくら市4人、矢板市、芳賀町各2人、那須烏山市、那珂川町、塩谷町各1人、県外9人。