ハッシュタグ「#栃木SCみんながついている」で寄せられたメッセージの一部(画像は一部加工しています)

 コロナ禍で苦境に立たされているサッカーJ2栃木SCへ、会員制交流サイト(SNS)でエールの輪が広がっている。本紙担当記者がツイッター公式アカウント「下野新聞/栃木SC番記者」(@smtk_tochigisc)で3日に応援メッセージを呼び掛けたところ、わずか3日間で400件超が集まった。チームは19日の今季開幕戦へ向けて6日に全体練習を再開したばかりで、感謝の思いを胸に急ピッチで仕上げる。

 栃木SCは先月24日、選手1人の新型コロナウイルスの陽性判定を確認した。宮崎キャンプは同日にスタートしたが、現地で新たに4人が陽性となったため、30日にキャンプを打ち切って一時活動を休止。その後も3人の陽性が判明し、陽性者は計8人に上った。

 応援メッセージはハッシュタグ(検索目印)「#栃木SCみんながついている」で3日夕に発信。するとサポーターらからのコメントが急増。「いつでも、何があっても信じてる」「ピンチをチャンスに」「気持ちをひとつに」など心配や励ましの言葉が並んだ。

 反響の大きさは、コメントの多さや関心の高さを示す「トレンド」にもハッシュタグが一時登場するほど。7日午後6時現在、約420件が寄せられている。

 自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェンは「心からエールを送ります」とコメント。宇都宮市出身の高津戸信幸(たかつとのぶゆき)さんがボーカルとギターを務め、2013年に応援ソング「呼吸」を制作した4人組ロックバンド「MAGIC OF LiFE」もエールを送った。

 「他人事ではない」と他クラブのサポーターからも。「北関東ダービー」のライバル・水戸の小島耕(こじまこう)社長からは「3月30日のダービー。全力で戦えること願っています」と激励が届いた。

 思いがこもった言葉の数々にクラブは「心強いメッセージを多数いただき感謝している。選手たちが一番つらい思いをし、開幕戦へ向け懸命にトレーニングに取り組んでいる。スタジアムで皆さんとお会いできることを楽しみにしています」などとコメントした。