荒川和久さん

 独身者が増える「ソロ社会」の在り方を研究する荒川和久(あらかわかずひさ)さん(宇都宮市出身)は、本県男性の50歳時未婚率(生涯未婚率)が高い理由として就業構造や女性の都市部への流出との相関を指摘する。全国の長期的な上昇の背景に「恋愛と結婚の自己責任化」を挙げ、「少子化対策を考えるなら子育て支援に加え、婚姻数を増やす対策が重要」と強調する。

 製造業や工場が多い地域では、県外から就業する男性や地元で就職する男性が多い一方、女性が東京など都市部へ流出し、未婚男性の超過につながっているとみる。全国でも北関東や福島県は顕著な傾向という。