鹿沼市役所行政棟の一部=2021年8月

 栃木県内でパートナーシップ制度を導入している自治体は鹿沼、栃木、日光の3市。いずれも他自治体との連携協定は締結していない。

 2019年6月に県内で初めて制度を導入した鹿沼市は、連携協定について「制度内容が自治体によって異なる場合が多いため、擦り合わせが必要」と受け止める。連携自体には前向きで「今後、同様の制度がある自治体との連携を検討していく」とした。

 鹿沼に続き20年11月に開始した栃木市も、対象とするパートナーの範囲など自治体間の違いを課題の一つと捉える。担当者は「連携協定の必要性は感じている」とし「他の自治体との協議を検討したい」と述べた。

 日光市は21年9月に制度を導入した。担当者は「広域連携の良さは理解している」とした上で「自治体の考え方には違いがあり、制度の運用に市民の協力が欠かせない。LGBTQ(性的少数者)の方たちの悩み、苦しみを理解してもらうことを優先的に取り組んでいきたい」と話した。

 制度の利用は3日現在、鹿沼市で4組、栃木市2組、日光市2組。