「核のない世界を目指して」をテーマに講演する川崎さん=28日午後、宇都宮市駒生町

 ノーベル平和賞を昨年受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の国際運営委員でピースボート共同代表の川崎哲(かわさきあきら)さん(49)の講演会(「鉱毒悲歌」制作委員会主催)が28日、宇都宮市駒生町のとちぎ健康の森で開かれた。

 ICANは、広島や長崎の被爆者と連携して核の非人道性を訴え核兵器禁止条約採択の原動力となった。川崎さんは、約250人の来場者を前に「条約を生かすことで核兵器をなくすことができると確信している」と訴えた。

 講演のテーマは「核のない世界を目指して」。川崎さんは、日本では平和と非核がイコールだが、世界では「核があっても平和であればいい」という考え方があるとした上で、「核があったら平和ではないという考えを世界で常識化するためにも動いていかなければならない」と強調した。