広島市の被爆の実態や平和への取り組みについて学ぶ「ヒロシマ講座」=28日午後、広島市中区

 8月6日の「平和記念式典」を前に、広島市の被爆の実態や核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けた取り組みを学ぶ国内ジャーナリスト研修「ヒロシマ講座」が28日、同市中区の広島国際会議場で始まった。初日は、識者が核兵器廃絶に向けた広島の役割について講義したほか、同市職員が被爆者対策の現状などを説明した。

 同市立大広島平和研究所副所長の水本和実(みずもとかずみ)教授(61)は「ヒロシマと平和について」と題して講義。今年で被爆から73年を迎え、被爆者の高齢化によって被爆体験の風化が叫ばれる中、水本教授は「個々の被爆体験談は重要な実証資料の一つ。これらを集めて当時の状況を検証し、核兵器の危険性を訴え続けることが大切」と述べた。