先月後半、小山市に「自動運転バス」がやって来た! 一般人を乗せて一般道を走ってみる実証実験を、半月で全70回。今回は、近未来にお散歩だ!

このバスで出発進行!

両手離し走行

 当日、取材班3人は小山駅西口バス乗り場から、「実験中」と書かれた小型バスに乗り込んだ。他にも、応募したお客さん2人と実験係員の方が同乗し、いざ無人運転出発進行!…と思いきや、あれ? 運転席に人がいる。ロータリーなど他の車や人があちこちから来る場所は、安全のためにまだ手動操作なんだって。

運転士さんは両手離しで走行中

 けれどすぐ、直線道路に出ると運転席後ろのモニターに「自動運転中」の文字が点灯した。運転士さんをのぞくと、確かにハンドルから両手を離してる! 操舵(そうだ)・アクセル・ブレーキ全て「自動」の表示。ここからついに、私たちの身の安全は機械に預けるんだ。

 バスの車体に取り付けられたたくさんの感知システムは、全てモニターで見ることができる。動画カメラ映像だけでなく、コンピューターグラフィックス画面もあって、私たちも係員の方に説明を受けながら確認する。

 「右から、車が来てる? 来た来た!」「あの障害物の表示、何だろう。木だ!」と子供のように目を輝かせて食い付いてしまった。

信号機と交信

 あ、前方に信号機。交差点の直前で黄色に変わったら、とっさに自動運転はどう判断するんだろう。突っ切るか急停車するか…と見ていたら、なんとモニター画面に、信号の色の表示と「残り何秒」というカウントダウンが現れた。道路の信号機側にも機械が設置されており、そこからはいつ信号が切り替わるかなどの情報がバスに届いているんだって。だからあらかじめ速度を調整して、滑らかに進入や停止ができるのか。

運転席背面にあるモニター画面で、さまざまな状況が確認できる

 交差点を曲がる時も、人間はノータッチでハンドルが自分で回ってる。今回の実験段階では、事前に練習走行を繰り返し行い、ハンドルさばきをプログラムしているとのこと。

 こうして、乗車前は少し不安もあったものの、スムーズにゴールまで到着してドキドキ体験は無事終了した。これからさらにどう進化していくのか、未来へのワクワク感が“いいね”!