県内の障害者就労支援事業所で働く障害者の2017年度の月平均工賃は1万6612円で、前年度比455円(2・8%)上昇したことが28日までに、県障害福祉課のまとめで分かった。自治体の優先調達や事業所の新商品開発に加え、農業分野で障害者の就労を促進する「農福連携」の効果があったとみられる。工賃の上昇は8年連続だが、県が目標としていた2万円には届かなかった。

 対象は利用者と雇用契約を結ばない「就労継続支援B型事業所」164カ所のうち、工賃支払い実績のあった162カ所。最も高かった事業所は、7年連続でパンの製造販売を主力とする野木町の「セルプ花」で、月平均工賃は5564円増の6万6143円だった。最低は3214円だった。

 1万円以上1万5千円未満が41カ所で最も多く、5千~1万円が38カ所、1万5千~2万円が29カ所、2万~2万5千円が19カ所、2万5千~3万円が18カ所と続いた。