休業中に行われているオンライン授業

 【壬生】新型コロナウイルスのオミクロン株による感染急拡大で、県内の小中学校で学級や学年の休業が相次ぐ中、町教委は町内学校での対応策としてオンライン授業を実施し、「学びの機会」の確保を図っている。濃厚接触者となり、出席ができない児童生徒へも授業をオンラインで配信している。

 町では1月中旬、町立小で児童の陽性が確認されたのを皮切りに他の小中学校でも感染が拡大。今月3日までの累計で27人が陽性、48人が濃厚接触者となった。

 これを受け町教委は、小学校4校で学年、学級休業、中学校1校で学級休業を実施。この対応策として休業期間中は、全ての学校でオンライン授業を行っている。教室の教諭と児童生徒がモニターを通じて行うオンライン授業は、正規の時間割通りに組まれているという。

 自宅待機が求められる濃厚接触者となった児童生徒には、通常の授業を配信し授業に遅れないよう手当てしている。

 町教委は昨年9月、緊急事態宣言下の臨時休業期間中に約2週間、オンライン授業を全教科で実施済み。田村幸一(たむらこういち)教育長は「回線がつながらないなどの不具合もクリアされ、先生一人一人がスキルに応じて工夫してオンライン授業を行っている。子どもたちもパソコンを使い慣れてきた」と現状を説明する。

 ただ、「目が疲れる」「疲れがひどい」などの声もあり、町教委は授業間の休養を長く取ることや、目を休める時間などを設けるようにしたい、としている。