運賃引き上げやルート見直しが検討されるリーバス

 【鹿沼】市はこのほど、2022年度から6年間の地域交通の指針を示す「市地域公共交通計画」の原案をまとめた。市中心部の交通体系の効率化やバスの収支改善などを課題に掲げ、持続可能な公共交通のため「リーバス」の路線や便数の見直し、基本運賃の改訂などを進めていく。今月いっぱい、パブリックコメント(意見公募)を行っている。

 原案では、市内の公共交通を取り巻く主な課題について、路線バスの収支改善など5点を指摘。計画の基本方針に「地域の特性に合わせた効率的で未来につながる公共交通の構築」を掲げた。目標には(1)適正な経費分担による経営状況の改善(2)まちづくりと連動した、中心市街地とその周辺の路線見直しと粟野地域とのネットワーク化(3)多様な主体の協働による移動課題の解決(4)乗ってみたくなる公共交通利用環境の整備-の四つを挙げている。

 経営状況の改善では、市が運営するコミュニティーバス「リーバス」や予約バスの運賃引き上げ、運転免許返納者に交付していた「終身無料乗車券」の交付事業見直しなどを検討する。