試作のエシカルビールを瓶詰めするブルワリー=宇都宮市

 地域商社のファーマーズ・フォレスト(宇都宮市新里町、松本謙(まつもとゆずる)社長)は、廃棄食品を有効利用する「エシカルビール」を試作した。既に販売している同社クラフトビールの購入者約100人を対象に試作品を送り、試飲アンケートに取り組んでいる。

 同社は宇都宮市新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村内のブルワリーでクラフトビールを製造している。

 試作したのは人や環境に配慮した消費行動を指す「倫理的消費」(エシカル消費)促進に向けた同社初の発泡酒。ココ・ファーム・ワイナリー(足利市)のワイン醸造で残ったブドウの皮、種を使った「ポマースエール」と、パン製造のタカサゴ(宇都宮市)で出る食パンの端を加えた「ブレッドラガー」の2種類。

 アンケート結果を集約し、4月の商品発売に向け、ファンの声を改良に生かしていく。ファーマーズ・フォレストの中山高行(なかやまたかゆき)営業開発担当は「アンケートを参考に味に磨きをかけ、食品ロスを考える切り口にしていきたい」と話している。