先月行われたオリジナルブレンドの試飲会(栃木市提供)

 【栃木】市ゆかりの浮世絵師喜多川歌麿(きたがわうたまろ)に関するイベントや研究を行う市民団体「歌麿を活(い)かしたまちづくり協議会」は2日、歌麿をイメージしたオリジナルドリップコーヒー「歌麿カウヒイ」を発売すると発表した。お土産品として販売することで、市民や観光客に歌麿を知ってもらうことが目的。3月下旬から市内で販売する予定。

 県内でコーヒーのイベントを開催している団体「栃木コーヒーフェスティバル実行委員会」、川原田町の湯澤珈琲(コーヒー)と共同で制作した。市内外での歌麿の周知のために昨年10月ごろから企画し、ブレンド開発を湯澤珈琲に依頼。試飲会などを重ね、先月11日にブレンドの内容が決定した。

 同協議会によると、歌麿が生きた江戸時代、日本に初めて伝来したと思われるエチオピア産コーヒー豆アラビカ種などを使用。歌麿が描いた浮世絵のような華やかさを演出し、苦みの中に爽やかさが感じられる味に仕上げたという。

 パッケージには、歌麿の肉筆画「女達磨図(おんなだるまず)」などがデザインされる。1パック250円、4パックセット千円で販売する予定。同協議会大木洋(おおきひろし)会長(65)は「ぜひ手に取っていただきたい」と話す。

 また、同協議会は2023年10月に舞台「歌麿夢芝居」、24年10月にオペラ「歌麿の恋」の上演を予定しており、今春、表現方法や歌い方を学ぶワークショップを始める。舞台は3月24日から約1年間、オペラは4月16日から約2年間、月1、2回程度実施する。

 (問)同協議会事務局、市蔵の街課0282・21・2573。