おもちゃを丁寧に消毒する保育士。感染対策に気の抜けない日々が続く

 【宇都宮】新型コロナウイルス感染急拡大を受けて、市内の保育園や認定子ども園などの保育施設延べ53施設が1月中に全面休園となったことが1日、市保育課への取材で分かった。市内全156施設の約3分の1に相当する数で、昨年1年間の延べ27施設を1カ月で大幅に上回った。かつてない事態に保育現場には戸惑いが広がっている。

 同課によると、全面休園は基本的に2日程度だが、感染者が相次いだために土日を含めて9日間に及んだ施設もある。1日で17施設が休園した日もあった。

 休園の判断は、市が市保健所と連携して決めている。原則として2、3日以内に登園・出勤していた園児・職員が陽性となった場合は休園となる。

 しかし年明けからは、感染者の急増で保健所などによる検査が直ちに受けにくい状況となり、同居家族が陽性判定を受け、園児が感染している可能性があっても検査待ちの状態が続くケースが目立ってきた。