対局を振り返る藤井四冠(右)と渡辺王将(左)=30日午後7時20分ごろ、大田原市黒羽向町、ホテル花月(日本将棋連盟提供)

 将棋の第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第3局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社、日本将棋連盟主催、大田原市、下野新聞社後援)の2日目が30日、大田原市黒羽向町のホテル花月で行われ、藤井聡太(ふじいそうた)四冠=竜王・王位・叡王・棋聖=(19)が、渡辺明(わたなべあきら)王将=名人・棋王と合わせ三冠=(37)を135手で破り、3連勝した。本県での初対局となった藤井四冠は最年少五冠に王手をかけた。

 午前8時45分に藤井四冠、5分ほど後に渡辺王将が対局室に入った。渡辺王将が封じた62手目を立会人の深浦康市(ふかうらこういち)九段(49)が開封し、午前9時に対局を再開した。

 対局は相掛かりの戦型からじりじりとした展開になり、際どい終盤戦となったが、最後は藤井四冠が的確な攻めで寄せ切った。

 最年少での王将奪取にあと1勝となった藤井四冠は「内容的には課題が多い。次の対局で反省を生かせれば」と話した。3連敗を喫した渡辺王将は「(次局も)やることは変わらない」と話した。第4局は2月11、12の両日に東京都立川市で行われる。