力強くまといを振る組合員ら

 【鹿沼】大工やとび職などの建築関係者が1年間の無事故を祈願する「太子講」が30日、石橋町の薬王寺で開かれた。

 太子講は、寺院建立や技術の伝承に尽力した聖徳太子を祭る行事。鹿沼労働基準監督署管内の関係者で組織する瓦業組合災害防止協議会が主催し、建築関係者のほか、佐藤信(さとうしん)市長、鹿沼商工会議所の木村剛考(きむらよしたか)会頭ら約40人が参加した。

 本堂で護摩祈祷(きとう)を行った後、境内で鹿沼鳶(とび)工業組合の組合員が木やりを奉納し、まといを力強く振りながら参道を歩いた。

 同協議会の小林俊明(こばやしとしあき)会長は「新型コロナウイルス禍の難しい時期だが、現場の安全を第一に、皆さんの商売もうまくいくように祈念した」と話していた。