宇都宮市の佐藤栄一(さとうえいいち)市長は28日の定例記者会見で、3人制バスケットボールの「FIBA3x3(スリーエックススリー)ワールドツアー」の開幕戦を今年から「うつのみやオープナー」と称し、毎年継続的に市内で開催していくと発表した。これまで開幕戦は開催都市が異なっていたが、宇都宮をツアー開幕の地として定着させ世界にアピールしたい考え。今年は5月13~15日にバンバ市民広場と宇都宮二荒山神社参道で開く予定。

 同ツアーは3x3のクラブチーム世界一を決める国際大会。世界各都市で年間10戦程度を行う「マスターズ」を勝ち抜いた上位チームが「ファイナル」に出場してチャンピオンを決める。市では、2016~18年にマスターズ、19年はファイナルが開かれた。

 「うつのみやオープナー」の開催は、ツアーを主催する国際バスケットボール連盟(FIBA)から提案を受けた。市内全小中学校に専用ボールが配置されるなど、市民に競技が浸透していることや、昨年の東京五輪にも生かされた「宇都宮方式」と呼ばれる競技会場設営方法が評価された。

 今年は5月13日にオープニングセレモニーやシンポジウムを実施、14日に予選リーグ、15日は決勝トーナメントを行う予定。昨年のランキング上位10チームと開催都市1チーム、開催国1チームの計12チームが出場する。

 佐藤市長は「経済循環に寄与できる大会にしたい。五輪で正式種目になり注目を集める競技。日本では宇都宮が最も熱心に取り組んでいる都市と言われるよう努力したい」と述べた。

 今年の開催可否については、今後の市内や県内の新型コロナウイルス感染症状況、海外選手の入国状況などを踏まえて判断する。