那須温泉ファミリースキー場で安全祈願する人たち=2020年12月

 那須町は27日の定例記者会見で、湯本の町営スキー場「那須温泉ファミリースキー場」の営業を3月末で休止すると発表した。スキー人口の減少や新型コロナウイルスの影響などで売り上げの減少が続き、老朽化したリフトなどの修繕費が確保できないと判断した。今後は年間を通した誘客施設への転換に向け、跡地の活用法を検討する。

 同スキー場は町直営で1961年開業。ピーク時の70年代後半~80年代前半は毎年5万人前後の利用客がいた。しかし、近年はレジャーの多様化や最新設備を備えたスキー場の台頭で客足が減少。2019年は雪不足でリフトが運行できず、20年もコロナ禍で利用客が1万人を割るなど厳しい状況が続いていた。