記者会見で活躍を誓う宮地さん=26日午後3時、佐野市栃本町

 日本クリケット協会(栃木県佐野市栃本町)は26日、女子日本代表で佐野クリケットクラブ所属の宮地静香(みやぢしずか)選手(40)=同市在住=が今年5月にアラブ首長国連邦(UAE)で開かれる女子リーグ「フェアブレーク・インビテーショナル2022」に、同リーグとプロ契約を結んで出場すると発表した。クリケット選手のプロ契約は日本人で初めて。

 同リーグはインドや南アフリカなど30カ国余りの約90人が6チームに分かれ、計19試合を行う。所属チームは今後、決定する。同協会事務所で記者会見した宮地選手は「日本人のレベルの高さをアピールし、他の選手にも海外リーグの門戸が開かれるよう頑張りたい」と抱負を語った。

 同協会によると、同リーグは女性アスリートにさまざまな機会を提供する活動を続けるオーストラリアの非営利団体「フェアブレーク・グローバル」が今年創設した。リーグ戦はUAEのドバイで5月1~15日に行われる。協会は4人の日本人選手を推薦し、宮地選手のみが選ばれた。

 宮地選手は兵庫県西宮市生まれ。同志社大入学後の2001年にクリケットを始め、06年の日本代表デビュー後、歴代最多の約70試合に出場し、投打の中核としてチームをけん引してきた。左投げ左打ちのオールラウンダーで、同協会の年間最優秀女子選手賞を4回、19年には東アジアカップ最優秀打者賞を受賞。海外でのプレー経験も豊富だ。

 選手育成を手掛ける同協会の宮地直樹(みやぢなおき)事務局長は「初めてのプロ選手が生まれたことは、多くの選手の励みになる。第2、第3のプロ選手が出ることを期待したい」と話した。