食パンを受け取る学生

 大田原市美原1丁目の高級食パン専門店「記憶に刻め」の店員が25日、北金丸の国際医療福祉大で学生に食パンを無料配布した。

 同大は、新型コロナウイルス禍でアルバイト収入などが減った学生のために昨年4月から月2回、「学生応援プロジェクト」として食料支援を実施。同店も同7月から協力している。

 この日は本年度最後となる18回目の食料支援で、食パン配布は11回目。学生たちは、地域住民の寄贈などによる食料品や飲料入りの紙袋をもらった後、同店の店員から食パンを受け取った。

 食パンの配布数は計266斤に上り、店舗運営リーダー藤田謙治(ふじたけんじ)さん(42)は「高級食パンを学生に気軽に食べてもらおうと協力してきた。おいしいと言ってくれて、やったかいがある」と話した。

 同プロジェクトの事務局を担う同大ボランティアセンター長の大石剛史(おおいしたけし)准教授(46)は「地元や市内外から支援いただき、学生たちに食べ物を届けることができた」と感謝していた。