「諸病平癒ノ御塩」の袋作りや袋詰めをする地域の住民たち

足利雷電神社の本殿から見つかった木札などを手にする横島責任総代

「諸病平癒ノ御塩」の袋作りや袋詰めをする地域の住民たち 足利雷電神社の本殿から見つかった木札などを手にする横島責任総代

 【足利】2月11日から市立美術館で開催される市制100周年記念特別展「戦国武将 足利長尾(あしかがながお)の武と美-その命脈は永遠に-」に合わせ、足利雷電神社(本城1丁目)は長尾氏ゆかりの「諸病平癒ノ御塩(おしお)」を再現し、参拝客に無料で配布する。昨年2月に近くの両崖山で大規模山林火災が発生し、被災を避けようと氏子総代らが本殿内の宝物や文献を運び出した際、「諸病平癒ノ御塩 御祈願ノ御方ハ自由ニオトリナサイ」と書かれた古い木札などが見つかった。これを機に、神社のにぎわいや地域の絆を取り戻そうと企画した。

 神社の記録によると、足利庄を100年余り統治した長尾氏の3代景長(かげなが)(1469~1528年)が居城を勧農城から両崖山城(小谷城)に移した際、同神社を鎮守とあがめ、社殿を造営したという。