小山市役所

 小山市は25日の市議会議員説明会で、行政組織改編を4月1日付で行うと表明した。国が推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)に呼応し、秘書課内にDX推進室を設置する。また災害に強いまちづくりを推進するため、「地域防災マネージャー」の資格を持った退職自衛官1人を正規職員として採用する。

 全庁横断的な情報戦略組織「DX戦略推進本部」の統括責任者を雲井富雄(くもいとみお)副市長が務めているため、新たに設置するDX推進室は副市長直属の組織として秘書課に置くことになった。新技術導入に伴う庁内の業務改革だけでなく、官民連携の活動を通して市内全体に及ぶ地域課題の解決に取り組む。人員は2人体制となる見込み。

 雲井副市長は、議員説明会の答弁で「庁内だけでなく広く民間からもDXに関するアイデアを募りたい。軌道に乗ればしかるべき組織に引き継ぐ」と述べた。

 「地域防災マネージャー」制度は、近年頻発する豪雨災害や地震などに対応するため、内閣府が創設した。市は消防本部危機管理課に配属することを想定している。災害時の連絡調整や訓練の発案などの役割を担う。