大観の「瀑布」

大観の「瀑布」が展示されている会場

大観の「瀑布」が展示されている会場

平野富山の「鏡獅子」などが並ぶ展示室

大観の「瀑布」 大観の「瀑布」が展示されている会場 大観の「瀑布」が展示されている会場 平野富山の「鏡獅子」などが並ぶ展示室

 【佐野】本町の佐野東石美術館で、横山大観(よこやまたいかん)の大作「瀑布(ばくふ)」をはじめとする名作が一堂に会した企画展「新春の輝き-横山大観と日本の美」が開かれている。4月19日まで。

 日本画を中心に、木彫や陶磁器など計52点を展示している。2年に1回公開される「瀑布」は「ナイアガラの滝」と「万里の長城」が一対で描かれた六曲一双屏風(びょうぶ)。滝からの水しぶきが雲となって世界を巡る様子が描かれており、見る角度や位置によっても表情を変える壮大な作品だ。

 他にも、彫刻家平野富山(ひらのふざん)の彩色木彫「鏡獅子(かがみじし)」や「七福神」など新春にふさわしい作品、九谷焼の人間国宝故三代徳田八十吉(とくだやそきち)さんの見事な色彩が特徴の「燿彩鉢黎明(ようさいばちれいめい)」など名品がそろう。

 同館の岩船哲也(いわふねてつや)主任学芸員は「大観の瀑布は格別だが、それに並ぶ作品も品格が高いものばかり。一つ一つゆっくり味わってもらえたら」と話している。

 入館料700円(小中高生300円)。水、木曜休館。(問)同館0283・23・8111。