第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」冬季スケート・アイスホッケー競技会は1月24~30日の延べ7日間、日光市内の4会場でスピードスケート、ショートトラック、フィギュアスケート、アイスホッケーの4競技を行う。前回国体で栃木県は天皇杯(男女総合成績)で19位、皇后杯(女子総合成績)は18位。巻き返しを狙い今大会に挑む県勢を競技ごとに全3回で展望する。
日光市霧降スケートセンターで行われるスピードスケートは、県スポーツ協会所属のスポーツ専門員が得点源となる。成年男子は5選手、女子は全4選手が「専門員」の看板を背負う国内トップスケーターで、それぞれが上位を射程に捉える。
成年男子は500メートルで前回の愛知・岐阜国体3位入賞の川目拓磨(かわめたくま)が有力だ。ハイスピードでコーナーへ飛び込む果敢な滑りを武器に、前々回の青森国体以来の頂点に照準を定める。1000メートルの中村隼人(なかむらはやと)は昨年末の北京五輪代表選考会で14位。巧みなスケーティングが光る実力者も頂点を見据える。
(残り:約 574文字)

「下野新聞電子版会員」・「SOON有料会員」に登録すると、【全文】を【広告表示なし】でお読みいただけます。
下野新聞ご購読なら電子版併読プラン無料!