あの時食べたイチゴの感動を消費者へ

 昨年イチゴ農家に就農。3棟のハウスを構え、9月頃から本格的に「とちおとめ」の栽培を開始しました。就農のきっかけは就農前に働いていた観光農園。指導を受けたイチゴ農家のイチゴに感銘を受け「いつか自分も」と就農を決意しました。就農して最も苦労したのが、優先順位の判断。選果やパック詰めもまだ要領がつかめず時間がかかりますが、「今の課題や反省点は次に生かしていきたい」と言います。

 初めて収穫したイチゴは妻と2人の子どもにも食べてもらいました。「おいしいと喜んで食べてくれた子どもの顔を見て、苦労も吹き飛びました。消費者の方にも認めてもらえるおいしいイチゴを栽培していきたいですね」。

 収穫時期も終盤になると、イチゴ栽培の中でも難しいとされる育苗が始まります。「育苗の出来が来年の収穫を左右するので、気を引き締めていい苗を準備します」と、気持ちは常に前向き、先を見つめています。将来は栽培品種も増やしていきたいそうです。