昼食時にギョーザ店に並ぶ人たち。猛暑が続いた週末は行列が少なかったという=26日午後0時15分、宇都宮市馬場通り4丁目

 全国的に続く記録的な猛暑が、本県飲食業界にも影響を与えている。ギョーザやラーメンの行列店では、暑さのため客が待ち時間を嫌うなど「客足がなかなか伸びない」といった声が聞かれ、売り上げが落ち込んでいるようだ。一方で、かき氷を置く店やビアガーデンなどは涼を求める客でにぎわいを見せており、明暗が分かれる形となっている。

 「この暑さは異常。ここ一週間は特に来客数が減っている」。こう話すのは人気ギョーザ店みんみんの伊藤太朗(いとうたろう)社長(45)。宇都宮市宮みらいの駅東店従業員女性も「土日の行列が減った。やはり暑い中で並ぶのを避けるお客さまもいるのだと思う」と実感している。

 23日に県内観測史上最高気温39・2度を記録するなど県内で最も暑い地域の佐野市でも猛暑の影響が見られる。同市北茂呂町のラーメン店大和の大芦和久(おおあしかずひさ)店長(35)は「客単価も下がっている。暑さで食欲が落ちているのだろう」と、この1カ月を振り返る。売り上げは昨夏比で1~2割下がっている状況だ。