【栃木】寺尾地区の住民らでつくる団体「アクティブフューチャー寺尾」は16日、梅沢町内の田んぼで地区として27年ぶりのどんど焼きを行った。新型コロナウイルス感染の収束や五穀豊穣(ほうじょう)などの思いを込め、地区の恒例行事として復活させたいと約1年前から計画してきた。石川賀一(いしかわよしかず)会長(53)は「たくさんの人の支えがあって実現した。毎年開催して地区を盛り上げたい」と話す。
同地区では長年、青年会や自治会などによってどんど焼きが行われていたが、全国的にダイオキシン類発生などの環境汚染が懸念される中、1995年を最後に伝統が途絶えた。
同団体は3年前に発足し、学校行事などをサポートしてきた。どんど焼きの復活は、「形になる大きな活動をしたい」「地区を盛り上げたい」などという思いから約1年前に計画。各公民館で集めた正月飾りからダイオキシン類の発生源となる塩化ビニールやプラスチックを分け、竹でやぐらを組むなどの準備を進めてきた。
(残り:約 254文字)

「下野新聞電子版会員」・「SOON有料会員」に登録すると、【全文】を【広告表示なし】でお読みいただけます。
下野新聞ご購読なら電子版併読プラン無料!