子どもたちが選んだとちあいかをトレーに載せるスタッフら

 【真岡】イチゴの生産量日本一の市が主催する「オンラインいちご狩り」が15、16の両日、上大田和のJAはが野井頭観光いちご園内の農園「2代目すとろべりーふぁーむ おおつか」で行われた。16日は自治医大とちぎ子ども医療センター(下野市)に入院中の小学生らが楽しんだほか、タイと香港在住の外国人を対象にした初の「海外版」も実施され、参加者は旬の味覚の摘み取り体験を画面越しに満喫した。

 市が観光庁に申請し採択された実証事業の一環。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用し、初日は北海道や東京都、大阪府などの家族や友人グループ計11組が一般参加した。

 オンラインいちご狩りは「とちあいか」を栽培する同農園のビニールハウス内で行われ、16日午前の部は医療センターに入院中の2人と退院したばかりの1人が自宅から参加した。

 同農園の初代代表大塚貴久(おおつかたかひさ)さん(41)から摘み取り方や粒の選び方について説明を受けた後、子どもたちはタブレット端末やスマートフォンの画像を通じてお気に入りのイチゴを選んだ。

 子どもたちは「イチゴのことをいろいろ知ることができて良かった」「摘んだイチゴを食べるのが楽しみ」などと喜んでいた。

 午後の部には実証事業の協力会社などを介して希望したタイと香港在住の20~30代の男女計5人が臨み、本場のイチゴの粒の大きさや艶の良さ、日本での価格の安さに驚いていた。

 子どもたちが選んだ「とちあいか」は同農園の「とちおとめ」と共にパック詰めにして届けられるほか、海外在住者にはイチゴの加工商品が送られるという。