保育園を見学する親子ら

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 【鹿沼】鹿沼木工団地協同組合などは15日、茂呂の同組合事務所隣に20日開園する「かぬま木工団地保育園」の完成見学会を開いた。内閣府の企業主導型保育事業を活用し、市内の社会福祉法人が運営に当たる。

 保育園は、木造平屋で延べ床面積約480平方メートル。「木育」を意識し、市産材をふんだんに使用した。柱を使用せず、天井を高くすることで開放的な空間に仕上げた保育室などが特徴。広々としたテラスを備える中庭は今後整備する予定という。

 対象年齢は生後2カ月~就学前までで、定員40人。現在19人が入園予定という。同組合事業者の家族に加え近隣住民も利用できる。

 同組合加盟の事業所に勤務する宇都宮市駒生町、会社員藤井健輔(ふじいけんすけ)さん(40)は「設備が最新なことに加え、木のぬくもりが感じられてよかった」と話した。

 見学会は、16日も同所で午前9時~午後3時に開かれる。