菊地さん方の玄関に飾り付けられたとんぼ団子

 【那須】伊王野地区などに古くから伝わる小正月の飾り物「とんぼ団子」(繭玉団子)が13日、大畑の木材業菊地尚(きくちたかし)さん(84)方の玄関に飾られた。

 とんぼ団子は、繭玉に見立てた団子を枯れ木の枝に刺して無病息災や豊作を願う飾り付け。かつては同地区内の各家庭で作られていたというが、現在は少なくなっているという。菊地さんと妻良子(りょうこ)さん(83)は、米粉約7キロを使って赤、白、緑、黄色の団子を作り、高さ約3メートルのミズノキの枝に一つ一つ刺して飾り付けた。

 近年は昔懐かしい飾りを見ようと菊地さん方を訪れる人も多いといい、良子さんは「新型コロナウイルス禍が収束して子どもや孫が来られるようになってほしい」と話した。18日夕には取り外すという。

 (問)菊地さん0287・75・0914。