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境内で執り行われた護摩たき=14日午前11時50分、日光市萩垣面

 天台宗の修験道場として知られる栃木県日光市萩垣面(はんがきめん)の日光山興雲律院(こううんりついん)で14日、一年の無事を祈る恒例の「年越大祭」が行われ、参拝者たちが新型コロナウイルスの早期収束などを願った。

 年越大祭は、僧侶が元日から2週間に及ぶ修行の満願日を祝ったことが起源とされる。早朝の雪でうっすらと雪化粧した境内では、結界の中で山伏による秘法の護摩たき「採灯大護摩供(さいとうだいごまく)」が行われた。

 ほら貝を鳴らして登場した山伏たちは刀や弓矢ではらい清めた後、ヒノキの葉で覆われた護摩壇に火を付けた。古いお札などが炎に包まれると、参拝者は立ち上る白煙に手を合わせた。本堂では一足早い豆まきが行われ、「福は内」と元気な声が響いていた。