浄土庭園の洲浜跡

 【足利】市教委は13日までに、本城3丁目で行っていた本年度の法楽寺跡園池遺構等確認調査で、池の縁に自然石を敷き詰めた「洲浜(すはま)跡」を初めて確認したと発表した。同寺は1249年に源姓足利(あしかが)氏3代目の義氏(よしうじ)が創建。同寺東側には浄土庭園が広がっていたと文献などで伝えられてきたが、洲浜出土により造営が学術的に裏付けられた。15日午前10時から正午まで随時、現地説明会を開く。

 市教委は2018年度に同遺構の調査に着手し、第4次調査となる本年度は同寺が所有する敷地2カ所、計50平方メートルで調査を行った。幅2メートル、長さ11メートルの調査溝(トレンチ)を深さ1.2~1.5メートルほど掘ったところ、創建期から15世紀ごろの第1期洲浜跡と15世紀以降に再整備されたとみられる第2期洲浜跡が見つかった。幅約2メートル、長さ約5メートル。