宇都宮地方気象台は14日午前5時58分、「大雪と風雪に関する栃木県気象情報」を発表した。県内北部では、14日夜遅くにかけて山地を中心に大雪となり、平地でも大雪となるところがあるとしている。
気象台によると、14日は北日本を中心に強い冬型の気圧配置が続く見込み。県内では、14日夜遅くにかけて北部を中心に大雪となり、15日明け方にかけて局地的に西よりの風が強く吹く見込み。南部山地でも積雪となるところがある。予想より発達した雪雲が広がって降雪量が多くなった場合は、警報級の大雪となる恐れもある。
気象台は、路面の凍結や交通障害、風雪、ビニールハウスの倒壊に注意するよう呼び掛けている。北部山地では15日にかけて雪崩にも注意が必要だという。
15日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで北部山地30センチ、北部平地15センチ、南部山地2センチ。北部で14日に予想される最大風速は18メートル、最大瞬間風速は30メートルの見込み。