フードバンクに寄付するお供え物セット「えこう」

 宇都宮市雀の宮4丁目の天台宗寺院「正光寺」はこのほど、法事で集まる供え物を地域社会のために生かす取り組みを始めた。檀家(だんか)が選ぶのが通例となっている供え物を、寺が保存できる食品セットとして提案し、全てNPO法人フードバンクうつのみやへ寄贈する仕組み。西村慈祐(にしむらじゆう)住職(45)は「供え物の活用はタブーのような感覚があった。しかし新型コロナウイルス禍で貧困問題などが深刻化し、変えるなら今しかないと思った」と話している。

 同寺に集まる供え物は菓子や果物といった食品が多く、週末には供え物の山ができることがあるという。