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伝統的な建築技術が披露された太子祭=10日午前11時25分、大田原市山の手2丁目

 建築の神様とされる聖徳太子(しょうとくたいし)を祭る大田原市山の手2丁目の大田原神社で10日、建築・建設業者の仕事始めの儀式「太子祭」が行われ、烏帽子(えぼし)に狩衣(かりぎぬ)姿の大工が伝統的な道具を使った技法を披露し、一年の作業の安全や商売繁盛を祈った。

 1978年からの新春恒例行事で、今年で45回目。主催する市太子講や大田原商工会議所などの関係者ら計約200人が参列した。

 大田原大工組合員10人が木やり唄に合わせ、長さ約4メートル、直径約30センチのご神木を担いで太子碑の前に設置。神事の後、寸法を測り、のこぎりやおのを使ってご神木を角材に仕上げる「釿始之儀(ちょうなはじめのぎ)」を執り行った。

 太子講の竹内義美(たけうちよしみ)会長(78)は「商売繁盛と職人の安全作業を願う門出の行事ができて良かった。寅(とら)年の威勢のよさで、新型コロナウイルスを撃退し、繁栄する一年になってほしい」と願っていた。