29、30の両日に大田原市黒羽向町のホテル花月で開かれる第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第3局で、前夜祭参加の当選倍率が25倍に上るなど参加希望者が大幅に増えている。
渡辺明(わたなべあきら)王将=名人、棋王を含む三冠=(37)と、藤井聡太(ふじいそうた)竜王=王位・叡王・棋聖を含む四冠=(19)の勝負は、タイトル戦での三冠と四冠の対局として史上初となるほか、藤井竜王にとっては本県初対局の上、最年少五冠を懸けた戦いとなり、将棋ファンらが注目しているためだ。
市によると6日時点で、28日の前夜祭は定員20人に対し応募者は508人に上る。新型コロナウイルス禍で前回は中止となっており、前々回の応募者約30人から大幅に増加している。
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