太平洋戦争末期の沖縄県警察部長、宇都宮市出身の荒井退造(あらいたいぞう)らの物語を舞台化した演劇「島守のうた~あした天気にしておくれ~」の実行委員会は7日、県総合文化センターで10日に予定していた公演を中止すると発表した。沖縄県をはじめ、全国で新型コロナウイルス感染が再拡大している状況から決断した。

 演劇は沖縄と栃木の合作のため、出演者のほか観客も沖縄から来ることが想定された。実行委は、今後公演当日に向けさらに感染が拡大していく可能性、本県の学生ら共演者への感染リスク、県民への不安感などを考慮し、事務局の下野新聞社などと協議し中止を決めた。

 チケット購入者への周知を進め、県総合文化センター、宇都宮市文化会館の各プレイガイドなどを通じて返金の対応を取る。返金を希望しない場合、沖縄の首里城火災復旧・復興支援に寄付する。

 (問)栃木島守のうた実行委員会事務局(下野新聞社内)028・625・1104(8~10日は午前10時~午後4時、平日は午前10時~午後5時)