「那須サファリパーク」で飼育員3人がトラに襲われ負傷した事故で、安全管理上の飼育マニュアルが守られていなかった疑いがあるとして、県動物愛護指導センターが園に再発防止を求める行政指導をしたことが6日、分かった。指導は5日付。

 県によると、センターは事故が発生した5日、動物愛護法に基づき園を立ち入り検査し、再発防止を指導した。県は結果の重大性に加え、園が過去にも2度、飼育員が負傷する事故を起こしたことを重くみており「再発防止策の徹底を求めたい」としている。

 園の肉食動物に関する飼育手順のマニュアルは、営業終了後にトラが柵のある獣舎に入ったかどうかの確認を徹底するとしていた。しかし事故前日は確認を怠っていたとみられる。

 県は今後、トラやライオンなど危険な特定動物を飼育する県内の他の動物園に対し、安全確保の徹底を呼び掛けていく。